Prologue









遙か昔、この世界の空と大地は、神様一人のものであった。
         
広く美しいこの世界に、神様は物足りなさを感じた。
         
その虚しさを埋めたくて、”人間 ”を創ってみたのだった



しかし 彼らはすぐに自分の手を離れてしまった。

地上は人間でいっぱいになったけれど、自分の居る空は空っぽのまま。

誰も居ない空で、神様は一人きり。




神様は、また人間を創った。

今度は何処へも行かぬよう。空に住む人間を創った。


長い、長い間ずっと、神様は彼らを見張っていた。

もう、誰も自分から逃げていかぬよう。



そうして、空は神様一人のものになった。


      


                                








                                ―本当に?



      

       それから、それから…

                       
                      



                      子供たちは どうしただろう?
 
      

                               


            そう、それが  
              


”運命”の始まり―。












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